解剖学・運動生理学・フィットネスの原則

トレーナーに必要な基礎知識を学び、科学的根拠に基づいた指導力を身につけます。解剖学では、骨格・関節・筋肉の構造や動きを理解し、運動生理学では、エネルギー供給や神経系、呼吸器系の働き、身体の内部のしくみを学習。トレーニング理論を通じて、目的や体力に応じたプログラム設計の基盤を習得します。

栄養学

イギリスの公的栄養指針「イートウェルガイド（Eatwell Guide）」をもとに、栄養素の働きや健康への影響を学びます。食品グループごとの摂取バランスを理解し、アスリートの栄養管理やダイエットの食事計画など、目的に応じた指導スキルを習得。また栄養不足によるリスクや、カロリー・エネルギーバランスの考え方についても学びます。

評価・プログラム設計

体力レベルや健康状態、運動歴を評価し、それに基づくトレーニングプログラムの作成スキルを習得。姿勢評価の方法を学び、既往歴・運動習慣・目標を考慮した個別プログラムを設計します。効果を最大化するため、クライアントの目標達成までの道筋を短期・中期・長期の計画を立てる方法を学びます。

フィットネス環境での健康と安全

ジムやフィットネス施設における 衛生管理・設備点検・器具の適切な使用方法 を学びます。また、リスク管理の視点から怪我や事故の防止策を理解し、緊急時の対応スキルを身につけます。

トレーニング・ストレッチ実践

実際にマシンや器具を使用しながら、各トレーニング種目の正しいフォームや動作の目的を理解し、効果的なセット構成を学びます。また怪我防止のための補助方法を学び、実践を重ねながら「伝える力」を高めます。さらに、ウォーミングアップやクールダウンを含むストレッチ技術を習得し、トレーニングの質を向上させます。

カウンセリングの実施

SMART目標（具体的・測定可能・達成可能・関連性がある・期限付き） の考え方を活用し、クライアントのモチベーションを引き出しながら、達成可能なゴール設定を行う技術を学びます。さらに、個々の状況に合わせたカウンセリングスキルを身につけ、クライアントが継続的にトレーニングに取り組めるようサポートする方法を習得します。